大分キャピタルロータリークラブ

rotary

つながり・経験し・想い出をつくるつながり・経験し・想い出をつくる

会長の時間time

2018.5.30会長の時間(第41回 2018年5月23日)

 今年も我が家に蛍がやってきました。数は少ないのですが、毎年、家の周りの小さな水路で育っているようです。「この時期が来たんだなー。」と、毎年ほっとします。子供たちは大きくなっていき、あまり興味を持たなくなっていますが、この先も、蛍やサワガニ、クワガタなどが住めるように、草刈りや、溝さらいを続けて行こうと思いました。 ちなみに先日、植樹を行ったキャピタルの桜の周りも草刈りしました。
 
 話は変わりますが、今世間を騒がしている日大のアメフトの事件、安倍総理の加計学園問題など、個人的に歯がゆさがじわじわ来ます。物事や言葉のとらえ方は人それぞれ、状況によっても、とらえ方が違いますよね。曖昧にしようと思えばできたり、逃げようと思えば逃げれたり、はぐらかそうとしたり…。
 私も仕事上、境界立会い等でいろんな方々に出会います。世の中にそんなに悪い方はいないと思っています。あいまいさ、言い方や、タイミング、その時の状況、立場などで、大ゲンカや大問題になってしまうのだと感じます。人それぞれの物事に対してのスピード、とらえ方、考え方はまちまちです。仕事柄、非常に感じます。
 「あいまいさ」という言葉をキーワードにすると、私が普段仕事でいろんな許可を取ったりしますが、その中の法律の解釈でよく悩まされます。ざっくりしたものを話しますね。
 
 大分市内では、1000 ㎡(約 300 坪)以上の土地に建物を建てる場合、大分市役所で開発許可という許可を受けなければなりません。接続する道路について少しお話しします。人が住む建物(アパートやマンション、分譲住宅)の開発許可を受けるには、道路幅員6m以上必要です。上記以外の建物(病院、老健施設、工場や事務所、店舗など)は幅員9m以上の接続道路が原則必要です。
原則の後に、「ただし書き」があります。この解釈がいつもあいまいで苦労します。いい方に転がることもあるし、逆のこともあります。上記で行った、その人の解釈の違いです。日本人の良いところでもあるし、悪いところでもあるような気もしています。

会員の皆様の会社の今後の展開や、身の回りの方から相談を受けた時にお役にたててください。

会長 大野保洋

text= 大分キャピタルロータリークラブ